遅れましたが、2月の第174回山河句会

2026年3月15日
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遅れましたが、第174回山河句会の先生選句と添削・講評ができました。
◎出席者 ― 14名(全員投句)
◎お 題 ― 「下萌え、草萌・草青む」

【先生選句 清記順】
・至福なり寒芍薬の咲し朝   (安田由紀子)
・蛇穴を出て陽と花と敵を知る (加須栄麻子)
・草青みそっとはだしになってみる( 〃 )
・草萌や野ねずみ潜る川堤  (河野尚子)
・藻草分け池を自在に春の鴨 ( 〃 )
・薄墨色の空を満作奔放に  ( 〃 )
・春光やふいに鞄の軽くなる  (肩 幸宏)
・下萌に犬の鼻先とどまりぬ  ( 〃 )
・雛の間へ裸足のままの男の子 ( 〃 )
・囀やラップの端をさがす指  ( 〃)
・裏拍で歩く川辺の草青む   (荒木泰之)
・鳶鳴ひて耳とぎ澄ます雨水かな (上田芳美)
・春一番薪積み上げる納屋の軒  ( 〃 )
・街路樹の梢に積もる春の雪   (上木惠子)
・クマよけの下草刈りて春を待つ ( 〃 )
・下萌や犬はながなが寝そべりて(新出祐子)
・蜆汁息をするかにみその泡  (池端良伸)
・池の端の薄目に尖りしょうぶの芽(田上ナツ子)
・静かなる砂場の縁の草青む   ( 〃 )
・よもぎ餅指に香りを残しけり  (本田誠一郎)
・下萌に人も疎らや遊歩道    ( 〃 )
春一番地震の岬に波砕け    (関戸正彦)
畔青む平野貫く高架橋     (松田好子)
冬の五輪リクリュウペアの重き金(福田暁美)
※添削―冬の五輪リクリュウペアの金掲げ